草を食べて、
のびのびと育まれる
牛たち。
草食動物である牛は本来「草」を食べ、自然の中を自由に動き回って成長するもの。そんな「牛本来の姿」を追求して育てられたのが、ナチュラルビーフです。牛たちが食べるのは牧草、干草、サイレージ(牧草などを発酵させた家畜用飼料)などの植物を中心とした飼料で飼育。穀物飼料は与えられません。牛たちは広大な土地に放牧され、のびのびと育まれています。
私たちのナチュラルビーフの取組は1998年から本格的にスタート。調査と自社基準作りを経て、2001年からびっくりドンキー用のハンバーグ用ビーフとして使用を開始しました。
豊かな自然と
広大な面積を誇る
指定牧場から。
私たちが使用するナチュラルビーフの産地は、ニュージーランドとオーストラリア・タスマニア州。これらの国・地域はBSE発生の可能性が最も低いとされています。今後は、新たな産地でもナチュラルビーフの取り組みを開始する予定です。
びっくりドンキーでは、自社および第三者による監査に合格した生産者の皆様とだけ契約。
認証番号が記されたイヤータグで、飼育履歴を管理しています。飼育の基準と、と畜後の肉質基準。両方をクリアした牛肉だけを、ハンバーグに使用しています。
ナチュラルビーフの
6つの原則
1. 味に定評のあるブリティッシュ系・ヨーロッパ系の肉牛
丈夫で飼育しやすいヘレフォード種とアンガス種が中心です。
2. 成長ホルモン剤を使わず、自然に成長させる
牛本来の自然な成長を大切に考え、短期間に体重を増やす成長ホルモン剤は使用しません。また、生後12ヵ月以降は抗生物質や合成抗菌剤の使用などを禁止しています。
3. 飼料は牧草・干草・サイレージを主食とした放牧環境で育った牛
① 牛たちが食べるのは牧草・干草・サイレージが主食。(サイレージ:乳酸発酵させた牧草)
② 広大な土地に放牧され育っています。
4. と畜・加工場の衛生管理の徹底
牛の生育環境だけでなく、と畜・加工場の衛生管理にも細心の注意を払い、品質管理の徹底を図っています。
5. トレース(追跡調査)が可能な管理体制
認証番号が記されたイヤータグによって一頭一頭の飼育履歴を管理。
6. BSE発生の可能性が最も低いニュージーランドとオーストラリア産
これらの国・地域は地理的孤立と検疫制度によって家畜が疫病から守られ、
BSE発生の可能性が最も低いといわれています。
※2015年6月時点
生育環境
TASMANIA(タスマニア)
海に囲まれ、豊かな自然環境に恵まれたタスマニア島。南半球で一番空気が澄んでいるともいわれています。
NEW ZEALAND(ニュージーランド)
起伏に富んだ壮大な大地。手つかずの自然が多く残るこの地でナチュラルビーフは育ちます。
生育者
TASMANIA(タスマニア)
リチャード・ニコルスさん
海に囲まれ、豊かな自然環境に恵まれたタスマニア島。南半球で一番空気が澄んでいるともいわれています。
NEW ZEALAND(ニュージーランド)
ギャリー・コッカーさん
起伏に富んだ壮大な大地。手つかずの自然が多く残るこの地でナチュラルビーフは育ちます。